書籍「沈黙のWebマーケティング」は漫画で読みやすい!マーケティング本

この書籍は主にWebマーケティングを漫画調にして読みやすくした良書です。

大まかな物語はこうです。

悪徳Web事業者に騙された会社の事業が傾くも、凄腕Webマーケッターが再び事業を軌道に乗せていく物語。

事業を軌道に乗せていく過程でTipsとして情報が含まれています。

そのため基本は漫画でありながらも、ぎっしりと情報が詰まっている本となっているのです。

この記事は、書籍「沈黙のWebマーケティング」の要約や抜粋を含みます

品質の悪いリンクに対するペナルティの解除

SEOの世界では、被リンク(他のサイトからリンクされること)が多いほど順位が上がりやすいと言われています。

ですがだからと言ってサイトを量産したり、リンク販売業者からリンクを購入したりしてしまうと、Googleから「手動による対策」というペナルティを受けてしまいます。

ペナルティを受けると、順位が上がるどころか下がってしまうのです。

原則としては、リンク元に「リンクを解除してもらえませんか?」と同意を得るのですが、必ずしも解除してくれるわけではありません。

ライバルサイトの運営者などがこのような攻撃を仕掛けてくることがあるのです。

手動による対策を回避する方法

この「手動による対策」を回避するには、サーチコンソール(通称サチコ)から解除作業をします。

サーチコンソールのメニューから、「リンク」を開きます。

外部リンクをエクスポート

その後、上記ボタンを押して外部リンクの一覧を出力します。

被リンク一覧が出力されるので、不自然・低品質な被リンクに該当するものを精査します。

有益なリンクを否認してしまうと逆効果が生じる可能性があるため、確実にガイドライン違反と判断されそうなリンクのみを否認して、それ以外はGoogleの判断に任せましょう。

否認するリンク一覧をテキストファイルにまとめる

否認するリンクをテキストファイルにまとめます。

対象リンクは、ドメイン単位もしくはURL単位で指定可能です。
詳しい記述方法はSearch Consoleヘルプをご覧ください。

特に以下のルールに注意しましょう
• テキストファイルは「.txt」形式で保存する
• 文字コードは「UTF-8」または「7-bit ASCII」を指定する

ドメイン単位で否認するときは、「domain:」というプレフィックスをつけて入力します。
例)sample.comをドメインごとリンク否認する場合は、「domain:sample.com」と入力します。

URL単位で否認するときは、wwwやhttpsの有無に注意しましょう。

例)http://spam.example.com/stuff/paid-links.html
例)https://spam.example.com/stuff/paid-links.html
例)http://www.spam.example.com/stuff/paid-links.html
例)https://www.spam.example.com/stuff/paid-links.html

なお、テキストファイル内にはコメントを添えることができます。

例)#リンク削除依頼に対応してくれない
例)#リンク元と連絡が取れない

備忘録や再審査リクエストにおいて、Google担当者に読んでもらうために使用します。

「#」以降は否認リストとはみなされず、コメントアウトされて処理対象外となります。

否認ツールからテキストファイルをアップロードする

否認ツール(サイトへのリンクを否認する)にアクセスし、対象のサイト(プロパティ)を選択しましょう。

「否認リストをアップロード」より否認リンクのテキストファイルをアップロードするだけでリンクの否認作業は完了です。

アップロードが完了すると、否認が適用されているドメインやリンクの数が表示されますので確認しましょう。
「思った数と違うな?」という場合はテキストファイルへの入力が間違っている可能性があります。

今後も否認ツールより否認をキャンセルしたり、否認リストを変更したりすることが可能です。

否認申請を行うと都度Googleからの確認メールが送信されます。

手動による対策への再審査リクエスト

「リンクへの否認作業が完了したら、手動による対策への対応が完了!」かというと、そうではありません。

サーチコンソールの「手動による対策」画面より、「審査をリクエスト」ボタンを押します。

対処した内容や経緯などを入力してチェックボックスにチェックを入れ、「リクエストを送信」を押します。

その後1週間〜4週間ほどで「手動による対策」が解除されます。

Webサイトのアーカイブが閲覧できる!Wayback Machineの紹介

Wayback Machineはインターネットアーカイブが保存しているWebサイトを閲覧できるサービスです。

インターネットアーカイブは世界中のWebサイトに関する様々な情報をアーカイブしている非営利団体で、1996年に設立されました。

このサイトを利用することで、調べたいURLで過去どんなサイトが運用されているのかを時系列で知ることができます。

SEOでも「このドメインでどんなサイトが運営されていたか」を知ることに使われています。

セールスレターのノウハウ7箇条

  • お客様の代名詞は、「あなた」で書く
  • 「ストーリー」を使って、お客様の感情を動かす
  • 「写真」や「動画」を使って、ストーリーに足りない「リアル感」をプラスする
  • 弱みや失敗談などの「ネガティブな情報」を入れ、「リアル感」と「信頼性」をプラスする
  • 「お客様の声」「販売実績」「受賞実績」などの情報を足し、「客観的な信頼性」をプラスする
  • お金の節約より「時間」の節約について訴求するなど、新たな軸でお客様に気づきを与える
  • ページ移動などでお客様のテンションを冷まさないよう、セールスレターはできるだけ「1ページ」にまとめ、ページの最後の文章まで気を抜かない

格好いい・おしゃれなサイトと、売れるサイトは違うため、上記のノウハウに従ったセールスレターを書くことが効果的なのです。

Googleアナリティクスのベンチマークの活用

Googleアナリティクスの「ベンチマーク」⇨「チャネル」にて、次の3つを選択することで、同じようなサイトの中で、自分のサイトの強みや弱みを客観的に把握することが可能です。

  • 業種
  • 地域
  • サイズ(1日のセッション数)
Googleアナリティクスのベンチマーク画面

このように、私が放置している過去の遺物サイトは新規セッション以外はダメダメという結果が表示されました。

消したいけれど利益を産んでくれているので放置しています。

この分析結果は、サイズの右側にあるWebサイト(プロパティ)を参考に算出されています。
この例では429件の競合サイトがあります。

感情を動かすコンテンツをつくる

有用な被リンクを獲得するコツは、人の感情を動かすコンテンツを作ることです。

人間は根本的に、「快楽を好み、痛みを嫌う」生き物です。

そのため、痛みを伴わないコンテンツが積極的にシェアされるのです。

大分類中分類小分類
痛みを伴わない心理喜ぶ嬉しい、楽しい、笑える、感動する、幸せに感じる
爽快に感じる、安心する、満足する

シェアされたいコンテンツは、誰かを不幸にするものであってはなりません。

「勉強になった!」「面白かった!」という満足感を感じれば、人は喜んでシェアをしてくれます。

自社のコンテンツのジャンル x シェアする側の欲求の刺激度=シェアのされやすさを意識すると良いと本書は言います。

Web Jugglingが属するWeb制作では、「WordPress」「コーディング」「UX」「ユーザビリティ」「ABテスト」「サーバー」などが社会的関心度が高いコンテンツであると本書は言います。

本書では上記Web制作以外でも、社会的関心度が高いコンテンツの一覧が紹介されています

Webマーケティング初心者やWeb制作者におすすめの良本

この書籍は漫画調ベースで随所にTipsとして濃い情報が載っているため、読みやすい良書です。

読者限定コンテンツ(IDとパスワードは本書をご購入して確認ください)もありました。

読者限定コンテンツはコンテンツを作っていく上での指針となるノウハウがまとめられています。

この書籍には有害なリンクの否認方法からWebサイト・ライバルサイトの分析方法、SNSの運用方法までと幅広く掲載されています。

そのためWebマーケティングの入門書として、各情報をかい摘んで得ることが得意であると感じました。

Webマーケティング初心者やWeb制作者の方は是非手に取ってみてくださいね。